長野県岡谷市の諏訪湖畔で、無許可で設置された釣り用の台座が見つかった問題の続報。県は、その後の調査で、湖畔にさらに35個、無許可の「台座」が置かれているのを発見。撤去を求めている。
無許可で釣り用台座 県「確信犯」
岡谷市の諏訪湖畔で、3月下旬に見つかった「釣り用の台座」。
無許可で設置されたものだ。
県は河川法違反の「不法占用」にあたるとして、設置者に対し台座の撤去と原状回復を求めていた。
県諏訪建設事務所維持管理課・中川文晴課長(4月取材):
「今回、間違いなく確信犯。悪意を持ってやったのでは」
しかし、5月11日の撤去期限を過ぎた5月29日も台座はそのまま。県が撤去の準備を進めている。
「違法」の台座 新たに“35個”発見
さらに―。
(記者リポート)
「県が諏訪湖周辺を調べたところ、いくつもの工作物が発見されました」
岡谷市での発見後、県が湖畔を調べたところ市内のほかの場所や、諏訪市、下諏訪町で合わせて35個の工作物が無許可で設置されているのが見つかった。
いずれも釣り用の台座とみられる。
「台を作ってみんなやっている」
取材中、無許可の台座で釣りをしたことがあるという人に話を聞くことができた。
無許可の台座で釣りの経験がある人:
「作った人は(撤去を)嫌がるでしょうね。台を作ってみんなやっている。釣り場をつくってくれなきゃだめ、釣る場所がない」
県は新たに見つかった35個についても、河川の「不法占用」として警告書を張り、6月30日までの原状回復を求めている。
県諏訪建設事務所維持管理課・大林輝圭さん:
「河川は公共物なので、誰もがいつでも自由に使用できる場所であるべき。皆がルールを守って諏訪湖を楽しめる環境づくりに協力をお願いしたい」
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