兵庫県たつの市の住宅で、母親の田中澄惠さん(74)と娘の千尋さん(52)の2人が殺害された事件。
千尋さんを殺害した疑いで、かつての隣人だった大山賢二容疑者(42)が指名手配されています。
事件は 5月19日に2人の遺体が発見され、事件が発覚。それから8日目の5月27日、はじめて事件現場の規制線が外れました。
現場にいる関西テレビ・神戸支局の鈴木祐輔記者がその様子を報告しました。
■「エアコン室外機の上にじょうろ」など“ごく普通の暮らし”が見える
【鈴木記者】
事件が発覚した今月19日以降、規制線とブルーシートが張られていましたが、きょう(5月27日)午後2時すぎ、鑑識作業が終わり、規制が解除されました。
事件現場の目の前まで近づいています。
田中さん親子の家には、エアコンの室外機の上に水をまくじょうろがあったり、主を失った車がそのまま置かれています。
ごく普通の暮らしをしていたことが分かります。
■「梁が朽ちて落ちて…」長年空き家だった大山容疑者がかつて暮らした家
そのすぐ隣が、大山容疑者がかつて暮らしていた家です。
警察が2階建てと発表した時、現場にいた記者たちは「平屋では?」と首をかしげていました。
今回、住宅の前に行ってみると、平屋の建物の隣に手づくりの小屋があり、これが2階建てだったのです。
かなり長い間空き家だったので、梁が朽ちて落ちてしまっています。
2階の床も大きくたわんでいるのがわかります。
階段もあちこち踏板が外れてしまっている状態。
玄関前も家具など家財道具が散乱していて、植木鉢も伸び放題になっています。
■「ここに潜伏できるのだろうかというのが率直な印象」
事件発覚前の5月16日、大山容疑者は兵庫県高砂市の路上で寝ていたところを警察官から職務質問を受けました。
このときは具体的な話が出なかったため、事件は明らかにならず、警察が現場辺りまで送り届けたということです。警察はこの家に送り届けたのでしょうか?
【鈴木記者】
パトカーで目の前の道まで送ってきたかどうかはわかりませんが、このあたりに送ってきたことはわかっています。
警察が住所を調べてこのあたりに届けたということです。
カギがなくても、家の中に入れますが、床が抜けそうですし、ここに潜伏できるのだろうかというのが率直な印象です。
(関西テレビ「newsランナー」2026年5月27日放送)