5月28日午後から、警報や注意報の運用が大きく変わります。

関西テレビ「newsランナー」で、片平敦気象予報士がその内容を詳しく解説しました。

■「何とか警報っていっぱいあるやん、という話だった」

これまで、大雨に関する情報はさまざまな名称のものが乱立していました。

片平気象予報士は「色んな情報が今いっぱい出てますけども、『レベル』、『名前』を統一して、分かりやすくしようというものです」と説明します。

今回の改正で対象となるのは、避難が必要な4つの災害に関わる情報です。

・大雨
・河川氾濫
・土砂災害
・高潮

これら4つに関連する警報・注意報について、レベルと名称が統一されます。

■レベルが名称とセットで分かりやすく

新たな情報体系は、レベル1から5までの5段階で構成されます。

・レベル1:早期注意情報(白)

・レベル2:注意報(黄)

・レベル3:警報(赤)

・レベル4:危険警報(紫)

・レベル5:特別警報(黒)

例えば、これまで「大雨警報が出ました」とお伝えしていたものが、「レベル3、大雨警報が出ました」という形に変わります。

レベルが名称とセットで伝えられるようになることで、今どのくらいの危険度なのかが、より直感的に分かるようになります。

■新設「レベル4 危険警報」とは

注目は、今回新たに設けられた”レベル4 危険警報”です。

片平気象予報士は「避難に時間がかからない人でも、災害が差し迫っていますから、危ない場所からすぐ逃げてくださいという、それぐらいのレベル」と語ります。

その上のレベル5(特別警報)は、すでに災害が起きている状況を示します。

つまり、レベル5を待ってはいけない。レベル4までに、危険な場所から必ず避難することが求められます。

■「3だから大丈夫、4になったら、ではない」

番組では、レベル3とレベル4の”区別”に頼ることの危うさも指摘されました。

【ジャーナリスト 鈴木哲夫氏】「レベル3とレベル4を区別しちゃいけないと思うんですよね。『レベル3だから大丈夫』、『レベル4になったら』じゃなくて、『3』から『4』に一気に進む可能性があるから、レベル3ぐらいからもう逃げる、避難するということをやらなきゃいけない」

これを受けて片平気象予報士も「今回の情報の改正で、このレベル4を見越したレベル3という前提に変わってくる部分もありますから、甘く見ずに早めの備えをしていただきたい」と強調しました。

赤色のレベル3、紫色のレベル4。この”色”と”レベル”の組み合わせを頭に入れておくことが、これからの備えの第一歩となりそうです。

(関西テレビ「newsランナー」2026年5月27日放送)

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