沖縄のオバア直伝「下ごしらえ技」
空芯菜はその名の通り、ストローのように茎の中が空洞になっているのが特徴で、茎はシャキシャキと、葉は柔らかく、2つの食感が楽しめるのが魅力です。
沖縄のオバア世代は、最初に茎から葉だけを摘み、葉と茎に分けてから調理しますが、面倒くさがりの私はザクザクッと切ってから分けています。
ここで登場するのが、以前、友人の家のオバアに教えてもらった、茎を手でギュっと握る技!パキッと縦に亀裂が入ることで、シャキシャキ感は残したまま、火が通りやすく、味がなじみやすくなるのです。
先人たちの知恵に感謝しつつ、いつも欠かさずこの技を活用して空芯菜を料理しています。
ツナ炒めや煮浸し、カレーも美味
空芯菜は意外と火の通りが早いので、シャキシャキとした食感を残すためには、他の材料を先に炒め、途中から茎を加え、葉は最後に加えて炒め合わせます。
沖縄では空芯菜を「ウンチェー」と呼びますが、ウンチェーも、からし菜などの他の葉野菜も、献立に悩んだら、とりあえずツナ缶と一緒に炒めるのが定番です。
私はエリンギやパプリカ、厚揚げなどを加えて炒めたり、たまに目先を変えてアンチョビ風味にしたりすることも。
また、クセがないので、煮浸し、お浸し、和え物、みそ汁やお吸い物の具といった和食メニューや、中華風のかき玉スープ、韓国風のナムルなどにもよく合います。
意外な使い方としては、玉ねぎ、にんじん、トマト、なす、しめじなどとともに細かく刻み、カレーやドライカレーにするのもお気に入りです。
