豪快な音を立てて鉄板の上で焼かれる肉、肉、肉。
26日に東京・世田谷区の馬事公苑で行われた肉イベントに、区内の肉料理の名店が集結。
さまざまな肉料理を頬張る子供たちの姿が見られました。

厚切り上タン塩には大行列、売り切れも続出するなどイベントは大盛況となりましたが、店からはアメリカ産牛肉の高騰に悲鳴が。

用賀倶楽部・多賀伸幸さん:
私も飲食店を30年以上やってますけど、過去最高って言ってもおかしくないぐらいの高騰はしてます。

飲食店が頭を抱えるビーフショック。

アメリカ産牛肉の卸売価格を見ると、タン、ロース、ハラミといった人気の部位が2025年の同じ時期に比べ、2割から3割ほど高騰していました。

こうした中、すかいらーくグループの「ステーキガスト」では肉の日恒例のイベント「ステーキ食べ放題」を5月限りで休止すると発表。
その理由の1つとして食材の原価高騰を挙げています。

輸入牛肉の高騰はアメリカ産牛肉にとどまらず、影響が拡大しているといいます。

用賀倶楽部・多賀伸幸さん:
アメリカのお肉の取り合いになっているので、次、オーストラリア、ニュージーランドと、どんどん取り合って値段が上がってる。

さらに、中東情勢の悪化が拍車をかけ、輸入肉全体が高騰してきているといいます。

インド料理「スパイスマジック」 ダルジット・シングさん:
(Q. 高くなったのは?)牛すじ、鶏肉とマトン。船便とかも全部遅れたり。

肉イベントを楽しんでいた人たちもビーフショックを実感していました。

ではいま、どこに行けばお得に肉が買えるのか?
取材班は23日に大にぎわいとなっていた、お買い得スポットを発見しました。

向かったのは栃木・小山市の卸売市場です。

毎月2回開催される「元気朝市(毎月第2・第4土曜日)」で活気あふれる市場。

野菜の詰め放題イベントや新鮮な魚介類が並ぶ中、ひときわにぎわうスポットがありました。

精肉店の“特売”でまとめ買いする人たち。

見ると、100グラム548円の和牛ばら肉切り落としが428円になるなど、お買い得価格のお肉がずらり。

外国産の高騰によって国産牛も値上がり傾向に。

しかし、ミートテラバヤシでは「すべて値段が上がっちゃったので、こういう時は特売をかけて皆さんに少しでも安く提供できれば」と、地元のブランド牛を中心に今後も特売を続けたいとしています。