長崎港ターミナルビルで、長崎と五島を結ぶフェリーに旅客を乗り降りさせる施設が故障し、フェリーの旅客の受け入れができなくなっています。
復旧時期は未定で、フェリーは「車両乗船のみ」で運航しています。
故障したのは、長崎市元船町にある長崎港ターミナルビルの旅客用ボーディングブリッジです。
長崎港湾漁港事務所によりますと、22日午後8時、フェリーの最終便から乗客を降ろしたあと、ボーディングブリッジのタラップを収納させていた際、電源が遮断し、動かなくなったということです。
23日午前、緊急調査を行い、電気系統に問題がないことは確認できたとしています。
しかし、原因の特定にはいたっておらず、25日に詳しい調査をする予定です。
復旧時期については未定としています。
これを受け、九州商船の長崎と五島を結ぶフェリーは「車両乗船のみ」対応しています。
旅客はボーディングブリッジでしか乗り降りすることができないため、九州商船はフェリーを利用する予定の人にジェットフォイルや高速船などでの移動を呼びかけています。
また、九州商船は九州運輸局に対し、緊急時などに車両の乗降施設や簡易タラップから乗客が乗り降りできるよう海上運送法の変更申請手続きを行っています。
長崎港湾漁港事務所は、完成後30年が経過し、油圧装置の油漏れや外壁の腐食損傷などにより老朽化が著しいほか、通路勾配が現在のバリアフリー基準である8パーセントに適合していないことから、現在、新しいボーディングブリッジを製作中で、来年12月に更新する予定だと説明しています。