くりっとした目と色鮮やかな毛並みから“美形”レッサーパンダとして長年、鯖江市の西山動物園のアイドルだったミンファ(雌・19歳)が21日夜、死亡しました。1カ月後には20歳の誕生日を迎えるはずで、人間いえば90歳に近い大往生でした。
  
同園によりますと、ミンファは2006年6月23日に千葉県の市川動物園で生まれ、2008年3月に同園にやって来ました。2010年から2012年にかけては雄の「チャタ」との間に5匹をもうけました。
   
19歳と高齢のミンファは5月5日頃から食欲の低下がみられ、体調は一進一退の状況でした。21日朝には自力で起き上がれない状態となり夜間も飼育員が交代で見守っていましたが、午後11時頃、静かに息を引き取ったということです。
   
ミンファは愛らしい顔立ちに加え身体能力も高く、来園直後にはフェンスを飛び越えて脱走。翌日には近くの住宅街で発見されたものの、すばしっこさから市職員や消防団など約130人による“大捕物”に。2014年から2019年にかけて繁殖計画で移動した神戸市立王子動物園でも脱走を試み「脱走の女王」の異名がつくほど人気者になりました。
 
2019年に同園に戻った後も、高齢ながら活発に動き回り来園者に愛されていました。同園では23日から献花台を設けることにしています。

福井テレビ
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