セキュリティー懸念 合意形成に課題も

一方、駐車場を第三者に貸し出すことで、住民が最も気にするのがセキュリティの問題。

「そもそも、ここにカギがないと入れません」

豊島区南大塚のマンションでは、居住者以外が中に紛れ込まないよう、「立ち入り禁止」の張り紙がある。こうしたセキュリティの問題から、当初はサブリースに反対意見が多く、合意形成には困難があったという。

理事長がサブリースを導入しない場合に管理費が最大で年およそ9万円(月7500円)上がると説明し、なんとか合意が得られたという。

マンション組合理事長・鈴木章久さん:
お金しかないですね。年代とかいろんな立場の人がいるけど、すべてお金ですよね。

空き駐車場問題、湾岸タワマンでも

空き駐車場を収益化するため、東京都心のタワーマンションでもサブリースを導入している事例がある。

東京・勝どきにあるタワーマンションでは、全体的に空きは少ないものの、車高の低い車向けのタワー式駐車場に空きがあったことなどから、サブリースを導入。居住者以外への貸し出しを始めた。

マンション居住者は電子キーを持っていて、自分の住む階以外には降りられないなど、セキュリティが厳しいため、外部の人と接触する可能性が低いという。

マンションに住む40代男性:
(不安は?)全くないわけじゃないですけど、基本的にメリットが大きいんじゃないかな。

一方、「サブリースかは分からないが、外国人の白タクのような車がたくさんとまっている」との不安の声も聞かれた。