岩手県紫波町の山林で見つかった女性の遺体について、警察は、クマに襲われて死亡したと断定した。亡くなったのは盛岡市の55歳の女性で、捜索中には警察官もクマに襲われ負傷している。クマによる死亡事案は岩手県内では2026年初めてとなる。
駆除されたクマの近くに女性の遺体
女性は4月20日、紫波町山屋の町道に車を停めたまま行方不明となった。
翌21日、捜索にあたっていた男性警察官がクマに襲われ、顔などにけがを負う事態が発生。
その後、猟友会が現場周辺でクマ1頭を駆除し、付近から女性の遺体が見つかった。
クマに襲われたと警察が断定
司法解剖の結果、遺体は盛岡市本宮の団体職員の55歳の女性と判明した。
体には爪痕やかまれた痕があり、警察はクマに襲われて死亡したと結論づけた。死因は出血性ショックだった。
警察は女性と警察官を襲ったクマが同一個体かどうかを調べるため、駆除したクマのDNA鑑定を進めている。
2026年、クマに人が襲われ死亡したのは岩手県内では初めてで、全国でも初めてとみられる。
