電力の需要が高まる夏を前に秋田県能代市にある火力発電所で発電機やタービンの定期点検が行われていて、19日に作業の様子が報道陣に公開されました。

能代市の能代火力発電所は、総出力180万キロワットを誇る東北エリア最大級の石炭火力発電所です。

1号機から3号機までが稼働していて、その発電量は、一般家庭約400万世帯分の年間消費電力量に相当します。

このうち2号機で現在進められているのが、電気事業法に基づく定期点検です。

この点検は、設備の故障を未然に防ぐ目的で6年に一度行われるもので、19日は発電の要となる「蒸気タービン」と「発電機」の分解点検の作業が報道陣に公開されました。

建屋の内部では、作業員たちが高温・高圧の蒸気を受けて高速で回転するタービンの羽根を軸に取り付けたり、組み立て終わった発電機に異常がないかを確かめたりしていました。

能代火力発電所・鈴木拓哉所長:
「中東情勢が厳しくなる中で、資源がない日本として、エネルギーミックスの中で石炭というのは非常に大事な燃料だと考えている。今回、能代火力発電所の定期点検工事をしっかりやることで、貢献できれば良い」

3月から行われている今回の定期点検は、今後、分解したタービンや発電機の組み立てなど最終的な調整を経て、夏の電力需要のピークを控えた7月14日に終える予定です。

秋田テレビ
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