議員定数を削減する条例改正案が提案された笠岡市議会。5月18日に開かれた臨時市議会で、条例改正案が反対多数で否決されました。
18日に開かれた臨時笠岡市議会の本会議。議員定数削減の条例改正案の採決を前に、市民グループの関係者が意見陳述を行いました。
(市民グループ関係者)
「今回の定数問題は、議会の皆さんが様々な予算を削減されている市民を自ら身を切って守るのか、それとも自分たちの立場を守るのかが問われている」
この問題は、市民グループが現在20人の議員定数を18人に削減するよう求めているものです。
市民グループは条例改正の直接請求に必要な有権者の50分の1を超える署名を市に提出。これを受け市は5月7日に条例改正案を提案していました。18日の本会議では議員が賛成と反対、それぞれの立場から討論を行いました。
(賛成の討論)
「市民の切なる意見を議会は真摯に受け止めるべき」
(反対の討論)
「市民の多様な意見や要望が市政に反映しにくくなることを招きかねない」
そして採決では…。
(笠岡市議会 大月隆司議長)
「賛成の議員の起立を求めます」
賛成は2、反対は17と反対多数で、条例改正案は否決されました。
(市民グループ 加藤秀雄代表)
「こういう結果になることはほぼ予測していた。いろんな方の意見を柔軟に拾い上げる議会であってほしい」
市民グループは、市民目線を取り入れた行政運営や議会改革を実現したいとして、活動を続けるとしています。