OHK岡山放送<岡山・香川エリア>で月曜から金曜午後3時47分から放送中の情報番組「なんしょん?」で、瀬戸内などの新鮮な魚介のおいしい食べ方などを紹介するコーナー「瀬戸内旬紀行」。

岡山市中央卸売市場の市場関係者でつくる「岡山県お魚普及協会」の協力で、瀬戸内の海を知り尽くす“魚のプロ”原田屋鮮魚店の原田徹美会長とともに、旬の魚「イワシ」の魅力と味わい方を紹介する。

■ 背が黒く、腹は銀色 庶民の魚として親しまれてきたイワシも漁獲量が減少…貴重な存在に

背が黒く、腹が銀色に輝く姿が特徴の身近な魚「イワシ」。「カタクチイワシ」や「ウルメイワシ」などさまざまな種類があることで知られている。今回番組で紹介したのは「マイワシ」。丸々としていて、脂がのっている様子が分かる。

原田会長によるとこのサイズ(画像)で現在、1尾200円くらいするとのこと。漁獲量の減少などが影響しているようで、昔に比べると価格が10倍になっているという。

庶民の魚として親しまれてきたイワシだが、今では貴重な存在になりつつある。

マイワシ
マイワシ
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■イワシはなぜ魚へんに「弱」いと書くの?

ここでイワシの豆知識。漢字で魚へんに「弱」と書く理由が紹介された。イワシは傷みやすく、すぐ鮮度が落ちてしまう魚だったため、すぐ価値が下がる、つまり「弱い魚」と考えられていたことに由来するとされている。原田会長も「鮮度がすぐ落ちるからね。弱い」と話した。

今回用意されたのは、北陸地方で水揚げされたマイワシ。

「今は全国で取れるけれど、特にこの時期の北陸のイワシは脂がよくのっている」と原田会長。旬を迎えている今が一番おいしい時期だ。

原田屋鮮魚店 原田徹美会長
原田屋鮮魚店 原田徹美会長

■“隠し味”でも存在感は抜群!「イワシのショウガ煮」は思わずご飯が欲しくなる味

スタジオでは脂ののった旬のイワシを使ったおすすめ料理として「イワシのショウガ煮」を紹介。原田会長が用意した一皿は「隠し味」としながらもショウガがしっかりと効いていていて、青魚特有の臭みを抑える工夫がされている。

実際に出演者が試食したところ、ショウガの効きとともに「身が柔らかくてふかふか」「ご飯が欲しくなる」「すごくしっとりしていて美味しい」と感想が飛び出し、その優しい味わいを表現した。

イワシのショウガ煮(盛り付け例)
イワシのショウガ煮(盛り付け例)

■鮮魚のプロに聞く!煮崩れしやすい青魚を「ショウガ煮」で調理するポイント

ショウガを使う理由について原田会長は、「ショウガを入れることで青魚の臭みが取れて、味がまろやかになる」と説明。家庭でも手軽に取り入れられるのがポイント。

調理方法としては、鍋に水、酒、しょうゆ、砂糖、みりんを入れて沸騰させたら、そこに順番にイワシを並べる。頭を左、尾を右にして置き、落としぶたをして約15分煮ます。途中でひっくり返さないよう、イワシの向きそのままに煮ることで煮崩れを防ぎ、そのまま皿に盛り付けるときれいな形に仕上がるという。

一口サイズのイワシのショウガ煮
一口サイズのイワシのショウガ煮

■おいしいイワシを見分けるポイントは…目が赤くなる前に「ウロコ」が残っているものを

お店でおいしいイワシを選ぶ際のポイントについて原田会長は、「目が真っ黒で澄んでいること」「ウロコが残っていること」「表面にツヤがあること」。

鮮度が落ちると目が赤くなるため、しっかりチェックしてほしいとアドバイスした。

(岡山放送・2026年4月13日放送)

新鮮なイワシの見分け方
新鮮なイワシの見分け方
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