3月25日からチェコ・プラハで開幕する世界フィギュアスケート選手権。

2度目の出場となるのが、三浦佳生(20)だ。ともに出場するミラノ・コルティナ五輪団体・個人銀メダリストの鍵山優真(22)と、銅メダリストの佐藤駿(22)とは幼い頃から切磋琢磨してきた。

“ランボルギーニ”と称されるハイスピードなスケーティングと、ダイナミックな4回転ジャンプが武器の三浦。2つ年上の2人のライバルを追い続け手にした初めてのオリンピックと、三浦の4年後への決意に迫る。

五輪は4年後へのいいステップアップに

「五輪は普段起こらないことが起きる舞台だった。そういう難しさはあるなと思いました。結果はよくなかったですけど、それ以上にいろいろな経験ができて4年後を見据えるなかで、いいステップアップと捉えています」

3人そろって出場したロンバルディア杯
3人そろって出場したロンバルディア杯
この記事の画像(7枚)

2025年9月、三浦と鍵山、佐藤はイタリアの地で行われたロンバルディア杯に3人そろって出場した際、「3人でまた戻ってこよう」と誓った。

それから血のにじむような努力を重ね、五輪最終選考会となった全日本選手権で3位表彰台にのぼり、三浦は夢舞台への切符を勝ち取る。

1月の四大陸選手権では優勝を果たし、そのままの勢いで五輪へ挑んだ。

しかし、そこで待っていたのは予期せぬ事態だった。

靴のどこが壊れたのか説明する三浦
靴のどこが壊れたのか説明する三浦

ミラノ・コルティナ五輪個人戦のショートプログラム2日前。ミラノでの公式練習で靴が破損してしまった。