静岡市清水区の市立清水病院を民間の清水厚生病院の指定管理とする計画について、難波市長は職員を対象とした説明会を開く考えを明らかにしました。
静岡市・難波喬司 市長:
市立清水病院は存続します。今回の取り組みは危機的経営状況にある市立清水病院を地域の基幹病院として市立病院のまま存続させるための取り組みになります
病院の再編計画に理解を求めた難波市長。
清水病院をめぐっては、赤字経営が続いていることから静岡市は民間の清水厚生病院と一体化し、指定管理とする方針を発表しました。
こうした中、静岡市職員の労働組合が清水病院の職員731人を対象にアンケートを実施。
640人が回答し、指定管理になった場合、41.4%が「退職を希望」、「継続して働きたい」と回答した人は12%に留まったことが明らかになりました。
清水病院の職員:
日々志を持って活動してきた私たちにとって、あまりに突然の通告です。行政から見放されたような思いを抱いていること、今後の清水の医療体制維持に強い不安を抱いていることをどうか理解してください
指定管理となれば静岡市の職員という身分を失うことになる清水病院の職員。
現場からの訴えに対し難波市長は…。
静岡市・難波喬司 市長:
具体的な説明を早い段階からしっかりしておくべきだった。大変申し訳なく思っています。指定管理者制度に変わった時に処遇がどう変化するかしっかり説明をしていく
難波市長は来週、18日と19日に清水病院の職員に向けた説明会を開き、今後の待遇や給与体系などについてモデルケースを示して説明する考えを示しました。
さらに、6月1日からは個別の相談窓口を設置するとしています。
そして、改めて今回の計画の必要性を訴えました。
静岡市・難波喬司 市長:
もはや直営で何とかできる状況にありません。今までの延長上の直営でやるのはもう無理である。無理というか、その計画で黒字化するのは無茶なレベル。根本的な改善をしないといけない
静岡市は2027年4月からの一体的な運用開始を目指して調整を進めていく方針です。