富山市の女性の自宅からブランド品のバッグを盗んだ罪に問われている元プロ野球選手の男の初公判が開かれ、検察は拘禁刑1年を求刑しました。
窃盗の罪に問われているのは、元プロ野球・中日ドラゴンズ投手で、高岡市のガソリンスタンド店員の上田洸太朗被告(23)です。
起訴状などによりますと、上田被告は今年1月に富山市の知人女性の自宅クローゼットにあった高級ブランド・フェンディのショルダーバッグ1点を盗んだとされています。

11日の初公判で上田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
被告人質問では、上田被告が被害女性との関係についてキャバクラで知り合ったのち、「女性の家に4、5回は行った。交際はしていなかったが、(女性からの)好意は感じていた」と話した。「友達以上恋人未満のような関係か?」との弁護側の質問には、「はい」と答え、親密な間柄だったとした。

盗んだバッグはその後、ブランド品買取店に売却。売って得た8万3000円は「遊ぶ金に消えた」と説明。
さらに「プロ野球時代は金の使い方が荒かった。富山に戻ってきてから自由に使える金は月5万円前後で、金に困っていた」と話しました。
一方で、上田被告がプロ野球時代にローンで購入した高級輸入車のSUVについて話が及ぶと、「入団当初からほしかった車だった。売るという選択肢はなかった」と身勝手な本音を漏らしました。
検察側は拘禁刑1年を求刑。弁護側は「罰金刑が相当」として即日結審し、判決は今月18日に言い渡されます。
上田被告は育成ドラフト2位で2021年に中日に入団。2024年に戦力外通告を受け、引退しています。
(富山テレビ放送)
