去年、県内でも相次いだクマの出没。その理由の一つがクマの主要なエサとなるブナの大凶作です。
県の調査では今年の秋は並作以上の予測で、去年、出されたクマの警戒準備情報は
今回見送りとなりました。
きょう県庁で開かれたのは、ツキノワグマ出没対応に関する連絡会議。
オンラインも含め県内の自治体関係者や猟友会、警察など30人あまりが参加しました。
県自然環境課 西出久範 課長:
「今年の秋のブナの実のなり具合は並作以上と予測されます。」
県自然環境課の西出課長はこのように述べ、秋の大量出没の可能性は現時点では低いとしました。
一方で、問題は、「アーバンベア」とも呼ばれる人里付近に定着したクマの出没です。
過去7年間のクマの目撃件数を見ると、5月から8月までの件数がコンスタントに高い状態になっています。
東北地方ではこの春もすでにクマの出没による被害が続出。クマの生息数に違いはあるものの、県内も警戒が必要だとして対策を呼びかけます。
県自然環境課 野上達也 担当課長:
「昨今は集落近くでクマがもう定着しているのでは無いかと考えられますので、これまで以上に人里近くに出没するクマの可能性は大きくなってきていると思います。
春から夏にかけても十分な山へ入る際の対応、集落近くでの対応、そういったことは重要かと思います。」
県は集落に隣接する草むらの刈り払いや、蜂の巣の除去など対策を徹底するよう市や町を通じて住民に呼びかけるとしています。