米子市の湊山公園のサルの管理をめぐり、現金100万円を受け取ったとして受託収賄の疑いで逮捕・送検された米子市議会の稲田清議員について、市議会は4月27日、「辞職勧告」決議案を賛成多数で可決しました。

辞職勧告決議案は、27日開かれた米子市議会の臨時会に提出されました。

中田利幸議員:
事態の重大さと自らの社会的・道義的責任を真摯に受け止め、議員としての責任を明確にするため、速やかにその職を辞することを勧告する。

一部議員からは、稲田議員が現在勾留中で「推定無罪の原則があるのに辞職を勧告するのは問題がある」という意見が出されましたが、採決の結果、賛成多数で可決されました。(賛成:21、反対:4)

決議では「市民に大きな不安と衝撃を与え、市議会に対する信頼を著しく失墜させた」などとして、稲田議員の責任を厳しく指摘しています。

米子市議会・岡田啓介議長:
賛成多数で可決されたことをひとつのけじめとしたい。それぞれの議員が襟を正して行動していくこと、それを徹底していきたい。

米子市・伊木市長:
議会として、いま取り得る最善の手段を取ったものと理解している。どのように本人が受け止めるのか、そういったことだと思っている。

ただ、決議に法的拘束力はなく、進退ついての最終判断は稲田議員に委ねられることになります。
また27日の臨時会では、逮捕・勾留された市議の給与を一時的に差し止めることなどを盛り込んだ条例案も議員から提出され、可決されました。

現職の米子市議・稲田清容疑者は米子市の湊山公園で飼育されているサルの削減をめぐり、市議会で指定管理者に便宜を図る発言を行う謝礼として管理する企業の代表から現金100万円を受け取ったとして受託収賄の疑いで逮捕・送検されました。

TSKさんいん中央テレビ
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