2011年にノーベル賞を受賞した世界的な研究者が、24日に秋田市の国際教養大学で講演し、学生たちが熱心に聞き入っていました。
この講演会は、イギリスの製薬会社が次世代の研究や人材育成を狙いに、世界各国の大学で開催しています。日本での開催は10年ぶり2回目です。
国際教養大学の学生たちを前に講演したのは、2011年にノーベル生理学・医学賞を受賞した、アメリカのブルース・アラン・ボイトラー博士です。
免疫学やがんの免疫療法の進化に大きな影響を与える発見をしたボイトラー博士。少年時代から自然や動物を観察することが好きで、「科学は観察から始まる」などと熱弁しました。
少年時代から愛するドイツの作曲家・バッハの音楽を流しながら語る場面もありました。
ブルース・A・ボイトラー博士:
「バッハは私にとって歴史的ヒーローです。驚くべきことに、彼は自分のことを『音楽の研究者だ』と言っていたのです」
バッハが音楽に対する研究を極めて完璧な構造の曲を作ったことに触れ、「自分の研究もそうありたい」と話したボイトラー博士。
学生たちは、博士の講演に刺激を受けている様子でした。