福島テレビの斎藤恭紀気象予報士によると、4月25日の福島県内は、一見すると穏やかな天気ですが、朝の冷え込みによる静かな災害遅=霜に注意が必要です。農家や家庭菜園をされている方は対策が求められます。週末にかけては晴天が続き、絶好のお出かけ日和となりそうです。
■「静かな災害」遅霜に注意
4月25日の天気図は、災害が起きるようには見えない穏やかなものです。しかし、この天気が「静かな災害」である霜を引き起こす可能性があります。
霜が降りる条件は、
・よく晴れる
・風が弱い
・前日午後6時の露点温度7℃以下
の3つで、あすの朝はこれらの条件が揃う見込みです。これに加え最低気温が3℃未満だと霜のリスクが出てきます。
県内では福島・相馬・小名浜を除くほとんどの地域で最低気温が3℃未満となる予報で、特に喜多方では1℃まで下がる見込みです。
露地栽培が始まったアスパラや、じゃがいも、ブロッコリーなどを育てている農家の方は特に注意が必要です。霜が降りると、アスパラは水分を含んで曲がってしまいます。防霜ファンや燃焼剤などで対策をお願いします。
家庭菜園では、寒冷紗(不織布)をかけたり、ペットボトルを置くだけでも放射冷却の予防になります。
■25日(土)の天気
【会津地方】朝は冷え込みますが、日中は奥羽山脈を越える東風の影響で、県内で最も気温が上昇します。
【中通り北部】スギ花粉の飛散は終わり、洗濯日和となります。最高気温は20度近くまで上がり、何をするにも良い日和です。
【中通り中部】田村市や小野町など中部では広範囲で霜が降りるため、ハウスやトンネルでも保温対策をお願いします。
【中通り南部】県内で最も紫外線が強くなるため、山へ出かける方は対策をしっかりとしてください。
【浜通り】海も紫外線が強いですが、昨夜の雨で新緑が一層美しくなっています。
斎藤さんによると、先日いわき市の勿来の関を訪れた際、新緑が非常に美しかったということです。平安時代の武将・源義家が奥州平定の際に見たであろう新緑の美しさを、現代の我々も楽しむことができる季節となりました。昨夜の雨で、いわきの新緑はさらにツヤを増しています。
気象衛星の画像を見ると、西側に雲はなく、週末は晴天が続く見込みです。福島競馬や各地の山開きなど、イベントへのお出かけにも最適な天気となりそうです。
※2026年4月24日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。