ニュースから福島の1週間を振り返る。月曜日には三陸沖で地震があり、後発地震注意情報が発表された。火曜日は、飲食店の爆発事故をめぐり郡山市が提訴した民事訴訟に判決。水曜日は、幼稚園の駐車場にクマが居座り警戒が広がった。主なニュースをダイジェストで。
【4月20日・月】
三陸沖でマグニチュード7.7の地震が発生。福島県内は国見町で震度4などを観測した。
沿岸部には津波注意報が一時発表され、相馬市で30センチ・いわき市小名浜で10センチの津波が観測された。ケガ人などは確認されていない。
この地震を受けて、気象庁と内閣府は2025年12月以来、2回目の「後発地震注意情報」を発表した。
福島県内の対象は沿岸部の10の自治体で、今後1週間程度は日頃の備えの見直しや、すぐに避難できるように『特別な備え』が求められている。
【4月21日・火】
郡山市の飲食店で起きた爆発事故をめぐって、郡山市が提訴した民事訴訟に判決。
2020年7月、郡山市の飲食店でガス爆発が発生し、一人が死亡、少なくとも19人が重軽傷を負った。
この事故をめぐって、郡山市は災害見舞金の支給や現場周辺の清掃費など、約600万円の支払いを求め、飲食店を運営していた高島屋商店など6者を提訴していた。
この日の判決公判で、福島地裁郡山支部の足立拓人裁判長は「ガス管の著しい腐食やさびを認識せず適切な措置をとらなかった」などと指摘。
市が訴えた6者のうち高島屋商店など4者に対して、約350万円の支払いを命じた。
【4月22日・水】
幼稚園の駐車場でクマが目撃された。クマが出没したのは鏡石町岡ノ内にある幼稚園の駐車場で、この日は警察や町などが付近を警戒するなかで子どもたちが登園した。
警察によると、須賀川市の工業団地と約3キロほど離れたこの幼稚園の間で、複数寄せられたというクマの目撃情報。クマの体長は約1.5メートルとみられている。
猟友会のメンバーは「鏡石の山もないところにクマが出てくるとは思ってもいなかった」と話す。
福島県は「ツキノワグマ出没注意報」を出し、冬眠明けのクマなどに注意を呼び掛けている。
【4月23日・木】
福島県内でも全国学力・学習状況調査が行われた。この調査は、文部科学省が子どもたちの学力や学習状況を把握し、教育政策に生かす目的で、全国の小学6年生と中学3年生を対象に毎年行われている。
3年ぶり3度目の実施となる中学英語は、今回からパソコン端末を使ったオンライン形式を本格開始。2027年度からは全教科がオンラインに移行する方針のため、筆記調査は今回が最後となる。
調査結果は夏ごろに公表される予定。