7連勝中といわきFCの快進撃が止まらない。その原動力にもなっている、息ぴったりの”群馬コンビ”に迫る。
■いわきの新アシストメーカー山中惇希選手
J2・J3百年構想リーグで、グループ首位を独走中のいわきFC。
チーム内での連携も向上するなか、特別“強い絆”で結ばれた2人がいる…それが高橋勇利也選手(27)と山中惇希選手(24)。
山中選手は、2025年7月に“群馬”から加入。
ここまでリーグ1位の6アシスト、かつ3ゴールといわきの攻撃をけん引している。
「自分自身のプレーが上手くいっていない時でも、結果として最後ゴールのところに結びつけられているのは、すごくポジティブですし、ただ内容のところが自分自身満足できていない部分が多いので、そこはもっと改善して、本当に代えのきかない選手というか、チームに必要な選手になりたいなと思っています」と山中選手はいう。
■神出鬼没な中心プレーヤー高橋勇利也選手
一方、高橋選手は山中選手を追うように、今年“群馬”から加入し、ここまで10試合にフル出場中。
積極的な攻撃参加もウリで、どんなところにも顔をだすため、サポーターからこんなチャント=応援歌が作られた。
「神出鬼没ー高橋勇利也 ラララララーラーラーなぜそこ勇利也」
なんだか、クセになりるチャントについて本人は「ずっと頭に残って、すぐ覚えられましたし、ロッカールームで大輝くん(※山口選手)とかみんなも口ずさんでいるので、嬉しい反面恥ずかしい」と話す。
プレーについては「本来いるポジションから、勇気を出して前に出ていくのが自分の持ち味。そこはもっと見せていきたい」と高橋選手はいう。
■阿吽のコンビネーション
特徴は異なる2人だが、約4年間、群馬でともにプレーしていたため息はぴったり。
2026年2月の福島ダービーでは、2人にしか見えない世界が見えていた。
攻撃参加した高橋選手から、山中選手へ針の穴を通すようなパス。貴重な追加点をあげていた。
高橋選手は「惇希と組んだ時は、惇希が走るのをあんまり見ていないし、もうそこにいろよ、とかいるよねって感じで出すと、そこに走ってくれる。他の選手では多分あわない部分なので、そこは本当にやりやすい」と語る。
そのお返しとばかりに第7節では、山中選手が高橋選手の移籍後初ゴールをお膳立てした。
”高橋・山中コンビ”が、いわきを沸かせている
■群馬産ホットライン
そんな以心伝心の2人。先日も、お子さんの誕生日会をするなど家族ぐるみで仲の良い2人だが、これまでにした一番の大喧嘩を聞いてみた。
高橋選手:「ないな」
山中選手:「まじでないです(笑)」
一度も喧嘩をしたことがない2人の、阿吽の呼吸から生まれる連携プレーにこれからも期待したい。
山中惇希選手は「僕からゆり、ゆりから僕のホットラインを、もっともっとサポーターの皆さんに見せたい。プライベートの部分でも、きっと今後ずっと長い人生をともに歩んでいくことになると思うので、仲良くしていけたらなと思っています」と話す。
高橋勇利也選手は「2人のこのコンビをサポーターの皆さんが気に入ってくれたら、どんどん推してもらったらうれしいので、よろしくお願いします」と話した。
2人は、群馬から加入したということで「群馬産ホットライン」と覚えてほしいとのこと。
8連勝がかかるいわきFCは、4月25日にアウェーで札幌と対戦。また福島ユナイテッドFCは25日にホームで甲府と戦う。
ゴールデンウィークは連戦となるので、サッカーを見に行ってみてはいかがだろうか?