EU(ヨーロッパ連合)は23日、ウクライナへの900億ユーロ、日本円で16兆円規模の融資の実行を正式に承認しました。
EUのヨーロッパ理事会は23日、キプロスで開かれる非公式首脳会議を前に、ウクライナへの900億ユーロ、日本円で16兆円規模の融資実行やロシアへの新たな制裁を正式に承認しました。
承認された融資は、今後2年間のウクライナの資金需要の3分の2に相当し、国内の財政支援や防衛産業への投資に活用される見通しで、将来的にはロシアからウクライナに支払われる賠償金により返済される予定だということです。
また、20回目となるロシアへの新たな追加制裁も承認され、制裁を逃れてロシア産原油や石油製品を運ぶ「影の船隊」と呼ばれるタンカーへのサービス提供を広く禁じることなどが盛り込まれました。
EUの融資がなければウクライナは6月までに資金不足に陥り、公共サービスの大幅な削減が避けられないと指摘されていました。