ウクライナを経由してロシア産原油をハンガリーやスロバキアに運ぶ「ドルジバ・パイプライン」の輸送が23日、再開されました。
このパイプラインは2026年1月から停止していて、EU(ヨーロッパ連合)がウクライナに行う大規模支援の妨げとなっていました。
ウクライナ政府は22日、パイプラインの修復が完了したとして、ハンガリーとスロバキア向けの原油の輸送を再開したと発表しました。
これを受けてスロバキア政府は23日、原油の輸送再開を確認したと明らかにしました。
パイプラインは、2026年1月から原油の輸送が停止していて、ウクライナ側はロシアの攻撃でパイプラインが損壊し、送油ができなくなったと主張し、スロバキアやハンガリーは損傷はなかったとして反発していました。
原油輸送の停止は、EU(ヨーロッパ連合)が行う総額900億ユーロの対ウクライナ融資の大きな障害となっていました。
ロイター通信は、このEUによる支援の仮承認が行われたことを受けて、パイプラインの輸送が再開されたと伝えています。
ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSで「我々の防衛、そして欧州連合との関係にとって重要な日だ」として支援の承認を歓迎しました。