ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは臨時株主総会で、パラマウントによる買収案の受け入れを賛成多数で承認しました。
ワーナーの臨時株主総会では23日、パラマウントの買収案について株主投票が行われ、賛成多数で承認されました。
ワーナーの株主には、1株あたり31ドルが現金で支払われ、パラマウントが2月に発表した買収総額は1100億ドル、日本円で約17兆円5000億円に上ります。
今後、規制当局の審査などを経て、2026年9月末までに買収の手続きが完了する見込みで、映画から報道まで手がける巨大複合メディアが誕生します。
今回の買収により退任するワーナーのデービッド・ザスラフCEOは「歴史的な取引の完了に向けた重要な節目となる。次世代のメディア・エンターテインメント企業を創出するため、残る手続きを進めていく」とコメントしています。
ワーナーの買収をめぐっては、動画配信大手ネットフリックスが2025年12月に720億ドルで買収することで合意していましたが、その後、パラマウントが敵対的買収を仕掛け争奪戦となっていました。
買収について、ハリウッドの映画監督や脚本家などは「競争が減り、世界の視聴者にとって選択肢が減少する」などとする公開書簡を共同で発表し、反対の立場を表明していました。