岩手・大槌町の2カ所で発生した山火事は現在も延焼が続いていて、心配な状況です。
遠藤玲子キャスター:
後発地震注意情報も発表されている地域ですので非常に心配ですが、改めて位置関係を確認していきます。初めに通報があったのは22日の午後2時ごろ。町の中心部から北西に位置する小鎚というエリアでした。そして夕方、今度は10kmほど離れた吉里吉里という地区でも火の手が上がりました。現在、山火事によって2588人に避難指示が出ています。
山崎夕貴キャスター:
心配な状況が続いていますが、山火事の原因は分かっているんでしょうか?
遠藤玲子キャスター:
詳しい原因は明らかになっていませんが、元東京消防庁特別救助隊の田中章さんによりますと、この時期というのは山菜採りで山に入る人が多く、そういった方の火の不始末だったり、あとは生活で出たごみの焼却の不始末などの可能性が考えられると。そして日本においては自然発火は考えにくいということでした。
さらに、4月というのは落ち葉が積もって燃えやすい状態であるということ、また、乾燥が続く日にちが多いということ、そして春になると山菜採りで山に入る人が多くなったり、農作業のため枯れ草焼きなどで飛び火することもあると。1年を通しても4月は最も山火事が多い時期だということなんです。
榎並大二郎キャスター:
いろんな要因がそろってしまっているということですが、今回2カ所、10km以上離れた場所で起きている。2カ所で関連性はあるんでしょうか。
遠藤玲子キャスター:
田中さんによりますと、過去の事例で2kmぐらいは飛び火があったということですが、今回は10kmほど離れているということで飛び火というのは考えにくいということなんです。別々の出火原因である可能性が高いそうです。
山崎夕貴キャスター:
山火事というのは消火活動に時間がかかるイメージですが、鎮火の見通しは立っているんでしょうか。
遠藤玲子キャスター:
こちらも田中さんに聞きました。山火事というのは消防ポンプ車が近づく道とか水源がないので、地上で人が背中に20リットルのタンクを背負って消火活動をする必要があるので、非常に時間がかかるということなんです。そして天気に関しても大槌町、日曜日までは晴れて乾燥した日が続くということなので、懸命な消火活動による消火が期待されます。