22日午後、岩手・大槌町の2カ所で発生した山林火災は23日午後6時50分現在も延焼中で、立ち上る煙で消火活動も難航しています。
岩手・大槌町の中心部を見渡す高台にある公園から、柳谷圭亮記者がお伝えします。
火災が発生している山から立ち上った煙で、町全体が白くもやがかかったようになっています。
また、山肌では山林火災の炎が住宅の近くまで迫っているのが確認できます。
大槌町の山林火災は、22日午後2時ごろに小槌地区で発生し、さらに午後4時半ごろには約10km離れた吉里吉里地区周辺でも発生。
延焼範囲はこれまでに約200haに達していて、住宅1棟を含む7棟が全焼したとみられています。
この火災で町は、1229世帯2588人に避難指示を出しています。
消防や自衛隊による懸命の消火活動が続けられていますが、消防によりますと、23日は煙の影響でヘリによる上空からの消火活動が難航したということです。
吉里吉里地区では23日、消防隊が24時間態勢で消火と警戒に当たるということです。
大槌町を含む岩手県沿岸には3日前の地震により、現在も後発地震注意情報が出されていて、住民たちは身も心も休まらない日が続いています。
――今後の消火活動の予定はどうなっていますか?
ヘリによる消火活動、また小槌地区の消火活動は日没と共に打ち切られたのですが、火の勢いが強い吉里吉里地区の消防隊は24時間態勢で夜間もホースによる消火活動、警戒を続けるということです。