日本人の研究者、クロダ・マコト容疑者(41)は、アメリカ・ウィスコンシン州で逮捕・訴追されました。

大学の研究所で働いていたクロダ容疑者ですが、現地の警察などによりますと4月4日、同僚の男性の水筒に有害な化学薬品を混入するなどした疑いが持たれています。

クロダ容疑者と男性は5年前から一緒に勤務しており、犯行の動機は男性だけが昇進したことでした。

それ以来、クロダ容疑者は男性のささいな行動にストレスをためていたといいます。

クロダ容疑者は「自分の目の前にあったごみ箱に大きな音を立ててごみを投げ入れた」「廊下では通路の真ん中を歩く人が優先されるのに、無視して自分の前を横切った」と証言しているということです。

犯行に悪用された薬物は主に「パラホルムアルデヒド」で、液体に溶かして薄めたものはホルマリンとして使われています。

危険性について、国際医療福祉大学・市川総合病院 呼吸器内科の寺嶋毅先生は「のみ込むと口の粘膜がすごく荒れたり、食道や胃の粘膜が荒れて胃に穴があいてしまうことがある。含みすぎると死に至ることも」と話します。

同僚の男性は水筒の水を飲んだあと、すぐに吐き出したため無事だったということです。