そんな時は、ホットアイマスクを活用してみましょう。

ホットアイマスクは、一度開封すると一定時間、温かさが持続します。せっかく開けたら、使わないともったいないので、強制的に目を閉じて、目を温められる。すると、ほぼ皆さん眠りにつきますね。私自身もホットアイマスクは、箱買いして常備しています。

睡眠に影響が出たらSOSを

連休中の過ごし方に気をつけても、連休明けのご褒美を用意しても、それでもつらい気持ちが改善しない場合は注意が必要です。

特に夜、眠れなくなってきた時は、すぐにSOSを発信してください。お酒に頼らないと寝付けない、早朝4時、5時に目が覚めてしまうなどの状態が3日程度続いたら、うつの前兆だと考えてほしいのです。まずは職場の上司や同僚に相談してみましょう。助けてほしい、と伝えてください。

一般的には、落ち込んだ気持ちが3週間続く場合にうつ病を疑いますが、パチンコやお酒などで気持ちをごまかすケースも多いので、一概には言えません。ですから、やはり睡眠時間がいつもの半分程度になる日が3日続いた場合、あと1、2日だけ様子を見てそれでも改善しなければ専門医療機関に頼りましょう。精神科の受診はちょっとハードルが高いのなら心療内科、もしくは内科でも大丈夫。ぜひ、ためらわずに相談してください。

中島美鈴『なぜあの人は時間を守れないのか』(PHP研究所)

中島美鈴(なかしま・みすず)
臨床心理士。公認心理師。心理学博士(九州大学)。専門は時間管理とADHDの認知行動療法。

構成=高木さおり

中島美鈴
中島美鈴

1978年福岡生まれ、臨床心理士。公認心理師。心理学博士(九州大学)。専門は時間管理とADHDの認知行動療法。肥前精神医療センター、東京大学大学院総合文化研究科、福岡大学人文学部などの勤務を経て、現在は中島心理相談所 所長。他に、九州大学大学院人間環境学府にて学術協力研究員および独立行政法人国立病院機構肥前精神医療センター臨床研究部非常勤研究員を務める。『ADHDタイプの大人のための時間管理ワークブック』(星和書店)、『働く人のための時間管理ワークブック』(共著、星和書店)『脱ダラダラ習慣!1日3分やめるノート』(すばる舎)、『マンガで成功 自分の時間をとりもどす時間管理大全』(主婦の友社)、『なぜあの人は時間を守れないのか』(PHP研究所)など著書は50冊以上にのぼる。