国民民主党の玉木代表は16日、立憲民主党の古賀千景議員が「豊かな子どもたちは自衛隊とかならない」などと発言したことについて、「自衛隊・防衛省の職員、家族の皆さんに対する侮辱だ。あってはならない発言だ」と厳しく批判した。
古賀議員は15日の参議院決算委員会で、大学卒業以来約30年にわたって福岡県内の小中学校に勤務した経験をもとに、「私も教えた子がいっぱい自衛隊にいるんです。いっぱい苦しんでますよ。でも、分かってほしいのは、自衛隊に行く子供たちって、経済的に厳しい子どもたちが行くんですよ。豊かな子どもたちは、自衛隊とかなりませんよ」と自説を展開した。
古賀議員は、答弁に立った小泉防衛大臣に「事実誤認だ」と反論され、「発言が申し訳なかったです。撤回させていただきます。申し訳ありませんでした」と謝罪している。
玉木代表は会見で、「私も自衛官になった方、家族の方を何人も知っている。高い志を持って国を守りたい、実際に災害で助けてもらって国や社会に恩返しをしたいという高い志で今、自衛隊で頑張っている方もたくさん知っている」と強調した。
そのうえで、「自衛隊の皆さんは政治家がこういうことを言っても反論しないし、できない」と指摘し、「その中でも誇りを持って仕事に邁進している。反論できない自衛隊の皆さんを相手に、国会議員たるものがああいう発言はすべきではない」と、古賀氏を批判した。
玉木代表は、「自衛隊を叩けばイコール平和主義だという古くさい安全保障観、国防観から野党も抜けるべきだ」との考えを示し、「極めて残念で悲しい発言だと断ぜざるを得ない」と述べた。
