春の登山シーズンを前に、山での遭難事故を想定した富山県警山岳警備隊の訓練が始まりました。
立山町の国立登山研修所で行われた救助訓練の開始式には、山岳警備の隊員28人が臨み、はじめにこの春新たに加わった5人の新入隊員に登山装備が手渡されました。
その後、高さ8メートルのクライミングウォールを使った救助訓練が行われ、岩で宙吊りとなった人を地上に下す手順や、ロープを使って遭難者を川の対岸に搬送する際の連携を確認しました。
県警によりますと、去年県内で発生した山岳遭難は165件で、遭難者は178人といずれも過去最多となっています。
*県警山岳警備隊 小藥正義隊長
「最近装備も良くなったし、携帯で天気もわかる、位置もわかる、便利になった気がするが、山の難しさや自然の奥ゆかしさは変わることはないので。物の便利さに頼りすぎないようにしてもらいたい」