10日は全国的に“春の嵐”となり、首都圏では倒木が相次ぎました。

帰宅時間帯にかけて雨や風が強まるところもあり、警戒が必要です。

午後5時、突然雨風が強くなった横浜・桜木町駅前。
横殴りの雨に変わり、傘がほとんど役に立たない様子が見られました。

午後4時前の東京・江戸川区の小岩駅近くでも、傘が裏返ってしまうほどの突風が吹いていました。

全国的に“春の嵐”が吹き荒れた10日。
東京・府中市や千葉市など、各地で倒木が発生しました。

午後3時ごろの東京・府中市の住宅街。
行く手を阻んだのは、横たわる大きな木でした。

「木が倒れている。電線にもたれかかっている」と目撃者から通報があったのは、午後2時前。

目撃者は「(Q.音は?)すごかったよ。ドカーンといって首すぼめるくらいだった」と話しました。

用水路の脇にある木が突然、すさまじい音を立てて倒れ、道路をふさいだため通行止めとなりました。

倒木の原因は、朝から吹いていたという強い風。

強風の影響とみられる倒木が各地で相次ぎ、千葉市若葉区では午後0時半過ぎ、千葉市動物公園近くの道路脇のクヌギの木が倒れ、職員により撤去されました。

千葉市では正午ごろ、最大瞬間風速21.2メートルを観測していました。

10日は、前線を伴った低気圧が発達しながら列島を通過。
富山市では「交通安全」と書かれた黄色いのぼり旗が強風にあおられ、ちぎれそうになるなど、全国的に強い風や大雨が降る春の嵐となりました。

道路を打ち付ける雨が激しく音を立てていたのは、午前11時ごろの静岡・掛川市。
午前11時56分までの1時間雨量が23.5mmと土砂降りとなりました。

そして、静岡市でも雨脚が強まり、車が大きな水しぶきを上げながら走っている様子が見られました。

こちらは10日朝の熊本・阿蘇市。
雨どいにたまった雨水があふれ、激しく流れ落ちています。

熊本・多良木町では、1時間に35.5mmの激しい雨を観測。
また、南小国町でも29mmの強い雨となり、いずれも4月の観測史上最大の降水量となりました。

正午前の宮崎・都城市では、道路脇の排水溝からあふれた雨水が激しく噴き出していました。

鹿児島県内でも各地で突風や強い雨に見舞われ、種子島や屋久島に向かうフェリーなどが相次いで欠航となりました。

首都圏各地でも断続的に強い風と雨が降る荒れ模様の1日となりました。

午後4時前、突然強風が吹き荒れたのは東京・お台場です。
突風にあおられ、傘がひっくり返ってしまう人が続出。風に耐えながら、身をかがめて歩く人の姿も見られました。

午後5時、突然雨風が強まった横浜・桜木町駅前。
横殴りの雨が吹き込み、ずぶぬれになりながら大慌てで走っている人々の姿が見られました。

一方、お昼前から強風が吹き荒れたのは千葉・船橋市です。
強風に耐えながらゆっくりと進む親子の姿や、傘がひっくり返ったままで歩く姿も見られました。

強い風と雨に見舞われた10日の船橋市。
ランチタイムのラーメン店「魚骨ラーメン鈴木さん」に向かうと「冷やし中華見切り発車で始めました」という貼り紙が貼られていました。

3月下旬から20度超えの日が続いたため、夏の定番メニュー「冷やし中華」を前倒しして4月1日から始めたというこの店。

ところが、春の嵐が吹き荒れた10日のランチタイムは温かいラーメンが人気に。

入園式後の客:
雨も降ってるし、風もそれなりにある。やっぱりラーメン食べたくなるなって。

店主は、週末の天気回復に期待していました。

魚骨ラーメン鈴木さん・鈴木大友店長:
完全に見切り発車でしたね。(明日)25℃くらいあれば、暑いなって思ってる方が、冷たい冷やし中華を求めて来てくれることを願っています。

11日は春の嵐から一転、広い範囲で晴天となり、東京の予想最高気温は26度と、2026年初の夏日予想です。

一方、日本の南の海上では、10日の午前3時に台風4号が発生しました。

今後は、非常に強い勢力にまで発達する見通しです。

今後の進路予想には幅がありますが、最新の台風情報に注意してください。