7億円超えの不正をしていた畜産会社が初めて開いた会見。
ところが、深く頭を下げたのは10日に社長に就任したばかりの息子。

そこに、父親である前社長の姿はありませんでした。

10日会見した鹿児島・指宿市の水迫畜産。
肉用牛の生産業部門で売上高が県内2位の大手です。

しかし、交雑種などを「黒毛和牛」と表示した他、県外産の牛肉を「鹿児島県産」と偽り、ふるさと納税の返礼品として使用していました。
総額は7億7000万円に上ります。

3月下旬、当時の水迫政治社長は自治体に謝罪行脚。
この翌日には不正を働いた理由として「いい牛肉を届けたかった」などと説明しました。

水迫畜産・水迫政治社長(当時):
素晴らしい牛肉を県民に安く提供しようという気持ちからで、いい物を提供することからやっている。

そして迎えた、10日の会見。
政治氏の辞任が発表され、姿を見せませんでした。

本人が説明するべきではないかと問われた、水迫畜産 前社長の次男・水迫栄治社長は「“一族経営”という部分があだになっている部分があると私個人は感じていて、前社長は一切この(不正)部分に干渉していませんでした」と話しました。

また、不正について、2人の息子は…。

水迫畜産 前社長の次男・水迫栄治社長:
在庫管理するエクセル表は当時、担当者が手入力していた。その際、原産地を間違えて入力することがあった。

水迫畜産 前社長の長男・水迫政輝氏:
(Q.偽装ではない?)はい。

今後は再発防止と信頼回復に努めるとしています。