未来のタカラジェンヌを養成する兵庫県の宝塚音楽学校にこの春、岡山市から2人が合格しました。2人は同じスタジオで切磋琢磨してきた仲間。そんな2人の思いをOHK・佐藤理子アナウンサー聞きました。
◆競争率は10.55倍 タカラジェンヌへの切符を手にした岡山市の17歳と15歳
(佐藤理子アナウンサー)
「美しく力強い歌声が聞こえてきます」
(市川さん・三枝さんの歌)「♪歌の翼に」
「ブラボー。本当にうっとりとしていました。よろしくお願いします」
兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校に合格したのは、いずれも岡山市出身の市川心葉さん(17)と三枝日菜乃さん(15)です。合格者40人。競争率は10.55倍という難関を突破し、タカラジェンヌへの切符を手にしました。
◆吉報に「信じられなかった」と2人 市川心葉さんの父は娘にハグして大喜び
合格発表の3月29日。2人は家族と共に音楽学校近くのホテルで吉報を待ちました。
(三枝日菜乃さん)
「信じられなくてびっくりしている気持ちが大きかった。え~、みたいな一瞬止まっていた」
・・・時が止まるような
(市川心葉さん)
「信じられなかったよね。でもとてもうれしかった。
・・・お母さまもすごく喜ばれたのでは?
(市川心葉さん)
「でも父の方が喜んで一番にハグしてくれて」
・・・みなさんと抱き合って
◆タカラジェンヌだった講師の指導で切磋琢磨の日々…これから支え合って2年間
2人は市内のスタジオで、タカラジェンヌだった講師から指導を受けて切磋琢磨してきました。
Q:教え合ったりというのはあったのか?
(三枝日菜乃さん)
「教え合うというよりかは手の動かし方がすごくきれいなので、動かすコツを教えてもらった」
(市川心葉さん)
「一緒に合格できたので、これから支え合って2年間音楽学校でたくさんのことを学びたい」
◆三枝さんの姉はタカラジェンヌ…背中追って
実は、三枝さん、3歳上の姉もタカラジェンヌです。その姉を追いかけてレッスンに励んできました。
(三枝日菜乃さん)
「姉は技術面でも尊敬できるところがたくさんあり、人としても憧れで目指している存在。歌が好きなので歌がかっこよく歌える男役でありながらダンスやバレエなど全方向に魅力のあるタカラジェンヌになりたい」
◆市川さんは観劇がきっかけで受験を決意
一方、市川さんは、2025年に見た宝塚の舞台に魅了され受験を決意しました。
(市川心葉さん)
「きらびやかな衣装と組み全体が一体となって踊っているダンスがとても魅力的で、一瞬で虜になった。ダンスが好きなので男役にも負けないほどの存在感のあるエネルギッシュな娘役になりたい」
明確な目標を持つ2人。今後も切磋琢磨しながら厳しいレッスンに励み、2年後の初舞台を目指して羽ばたきます。
宝塚音楽学校の入学式は4月18日です。