「市制移行」の検討を進める府中町は、10日の町議会の委員会で早ければ2028年度中を目指す方針を明らかにしました。

府中町が「自治制度調査研究特別委員会」で示した市制移行のスケジュール案では、来月から、自治体の在り方や市の名称などについて有識者や地域団体、企業などを交えた審議会で検証を行うほか、6月以降に住民向けの説明会やアンケートを実施するということです。

「市制移行」の実現は、早ければ再来年度中となります。

府中町は「市」になることで、「都市的イメージや認知度が向上し、地域の発展につながる」としていますが、委員会に参加した議員は―。

【府中町議会 力山 彰 議長】
「メリットが漠然としていて具体性がない。住民もなかなか納得しないと思うので、今後(町に)求めていく」

【府中町議会 二見 伸吾 議員】
「府中町が市になるにあたって府中市になるのは絶望的。新たな自治体の名前が、ブランド力どころかよくわからない自治体の名称になってしまうのではないか」

寺尾 光司 町長は「先進自治体の調査を進めて、住民の不安をなくす取り組みをしていく」と強調しています。

【府中町 寺尾 光司 町長】
「『町』は中山間地のイメージが強い。市であれば大きな企業もあるということで、人・もの・情報を呼び寄せることができると思っているので、そういった街づくりを進めていきたい」

テレビ新広島
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