富山県高岡市の伏木富山港にオランダ船籍の豪華客船が7日に入港し、約1900人の乗船客が県内の観光地などを楽しみました。
着岸したのはおととし9月以来、約1年半ぶりの寄港となるオランダ船籍のクルーズ船「ウエステルダム」です。
全長約285メートル、総トン数8万トンを超える大型客船です。
7日朝は、あいにく雨が降る天気で高岡万葉大使などが傘を差してのお出迎えとなりました。
9割以上が欧米からの外国人という約1900人の乗船客は笑顔でタラップを降り、お目当ての観光地へとバスに乗り込んでいました。
人気の目的地は南砺市五箇山の世界遺産や高岡市の国宝、瑞龍寺などでオプションツアーが用意されていました。
その他、会場のテントには観光案内ブースも設けられ、自由に観光を楽しもうという乗船客も見られました。
*オランダから
「公共交通機関で富山市に行く。市内を散策し、ガラス美術館に行ったり、コーヒーを飲んだりする」
船は7日午後6時に出港し、次の寄港地山形県の酒田港に向けて航海を続けています。
*高岡市みなと振興課 水上暁課長
「今回の船に関しては、2000人弱の海外の方が来てくれているということで、その方々が富山県内、高岡市内もまわってもらえる聞いているので、そういった意味で経済効果も沢山ある」
観光などの経済効果が期待される県内の大型クルーズ船の寄港は、県などが誘致に力を入れ去年が9回、今年は8回予定され、コロナ禍前までに回復しています。
回復していると言っても富山県の大型クルーズ船の寄港はお隣、石川県の金沢港と比べると、約8分の1。
県の国際観光課は今回の寄港のオプションツアーに同行し、海外の観光客の好みを探るなど、地元の魅力発信に努め寄港回数を増やしたいとしています。