旬の味覚や話題のグルメを紹介する「タベタイッ!」。今回は富山市に誕生した屋台で勝負するラーメン店を紹介します。
今は少なくなった屋台。その珍しさと新感覚のラーメンを求め列が絶えません。
*リポート
「あ、あちらですかね。暗い通りの中に赤ちょうちんが浮かび上がっています」
先月、富山市中老田にオープンした『中華そば ふじ井』。今では珍しくなった屋台スタイルで提供されるラーメンが話題を呼び、連日多くの人で賑わっています。
腕を振るうのは藤井たけしさんです。これまで食品開発に携わってきた経験を生かし、3か月にわたって試作と改良を重ね納得のいく味に辿り着きました。
*店主 藤井たけしさん
「スープと醤油ダレに関してはすごく研究して時間をかけました。商品開発は一番楽しい時間」
そんな藤井さんが作るこだわりの一杯が…。
*藤井たけしさん
「お待たせしました」
*リポート
「黒い!ブラックラーメンですか?」
*藤井たけしさん
「いえ、コンブラックです!昆布をふんだんに使ったスープと醤油ダレ」*リポート「昆布とブラックを合わせてコンブラックですね。いただきます。色濃いんですが、意外とあっさりしてて優しい味わいですね。あとから昆布の旨味も広がります。麺もスープと相性抜群ほどよい噛み応えでよく絡んでいます」
濃い溜り醤油のコクに北海道産根昆布の旨味が加わった特製スープ。
トッピングは低温でじっくり煮込んだ自家製チャーシューにネギ、メンマ、タマネギ。
こだわりの一杯に、食べた人は!
*客
「昔ながらの醤油でおいしい。テーブルも屋台だけどきれいで、入りやすくて良い」
*リポート
「テントでのラーメンあまり見かけないですよね?」
*客
「それも相まってうまさ倍増!リピート確定です」
かつては身近だった屋台ラーメンですが、その数は年々減少しています。それでも、あえて屋台にこだわる理由は。
*リポート
「なぜ今、屋台ラーメンなのでしょうか」
*藤井たけしさん
「(以前は)屋台というか外で食べるラーメン屋さんは各駅にあったが、引退されたり、店を構えられたりと少なくなっている。こういった場所でもう一回復活させようという思いで始めた。キーワードはギャップ。テントだけどきれいに、など意識してお店作りをしている」
暗がりに灯るひとつの明かり。屋台ラーメンは今、「進化した形」で再び人気を集めています。
外で味わうラーメン。少し寒さが残る中でも湯気とともに体が温まりより一層おいしく感じました。