フィリピンを拠点とする犯罪グループ「JPドラゴン」の関係者ら5人が、警察官を装う特殊詐欺事件に関与していた疑いで福岡県警に逮捕され7日、成田空港に到着しました。
詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、JPドラゴン関係者の岩本三矢子容疑者(34)、大澤歩容疑者(33)、原田訓睦容疑者(49)、有馬伸行容疑者(45)、矢野裕也容疑者(34)の5人です。
県警組織犯罪捜査課によりますと5人は2022年、ほかの人物と共謀し、警察官を装って被害者の自宅にウソの電話をかけ、共犯者が被害者の自宅を訪れて現金をだまし取るとともにキャッシュカードを受け取って盗んだ疑いが持たれています。
5人は2025年10月にフィリピンの現地当局に身柄を拘束され、移送のため5人を乗せた航空機は7日午後3時20分ごろ、成田空港に到着しました。
5人の身柄は8日、福岡に移される予定です。
JPドラゴンをめぐっては、2025年9月にもフィリピンから移送された三本竹朗被告(28)ら6人が逮捕されています。
JPドラゴンによる特殊詐欺事件の被害は2019年以降、国内の20都府県に住む高齢者など計約250人、約9億円に上るとみられ、県警は組織の実態解明を進めています。