宮崎市フェニックス自然動物園に、コツメカワウソの兄弟が新たに仲間入りした。愛くるしい姿で来園者の注目を集めている兄弟は絶滅危惧種にも指定されている貴重な動物だ。

福岡から兄弟で宮崎へ

開園55周年を迎えた宮崎市フェニックス自然動物園でコツメカワウソの兄弟が新たな生活をスタートした。

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園内の展示場にいるということだが、新しい環境に慣れるまでは寝室で過ごす時間が長く、展示場に姿を見せる機会は限られているという。

待つこと45分…

小窓から愛くるしい顔を覗かせるコツメカワウソ。周囲を伺うような仕草を見せる。

福岡市動植物園からやって来たコツメカワウソの兄弟、風(ふう)11歳と、くろた10歳。カワウソの中で最も小さくかわいらしいのが特徴だ。

コツメカワウソはイタチ科の哺乳類で東南アジアを中心に生息しているが、生息地の破壊や毛皮目的の狩りなどで生息数が減少している。

また、2019年には、野生動植物の輸出入を規制するワシントン条約で、国際的な商業取引が原則禁止された。

現在では非常に貴重な存在となっている。

宮崎市フェニックス自然動物園の竹田正人園長は「とてもかわいく、動きも活発なので、そこが見どころになるかと思う」と話す。

愛くるしい姿の裏側にある「絶滅危惧種」という厳しい現実。開園55周年を迎えた同園にやってきたこの兄弟は、命の尊さを伝える大切な存在だ。

これから少しずつ宮崎の空気に馴染み、展示場を元気に走り回る姿を見せてくれるのが楽しみだ。

(テレビ宮崎)

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