2021年から4年連続でワールドチャンピオンとなったマックス・フェルスタッペンが、2026年F1™シーズン序盤で苦戦を強いられている。開幕2戦を終えて表彰台には届かず、レッドブルにとっても試練の立ち上がりとなった。
史上最年少17歳でF1デビュー
史上最年少でデビューし、長年F1界を牽引してきたフェルスタッペンだが、2026年シーズン序盤は厳しい状況に直面している。
フェルスタッペンは今季これまでに2戦を消化し、ランキング8位。獲得ポイントは8にとどまっている。開幕からトップ10入りは一度のみで、第2戦の中国ではリタイアとなった。
ベネトンやアロウズなどに所属した元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンを父に持つマックスは2015年、トロ・ロッソから史上最年少の17歳でF1にデビュー。2016年シーズン途中でレッドブルに移籍すると、初戦となったスペインでは18歳228日の史上最年少となる優勝を果たした。
2021年にはルイス・ハミルトン(当時メルセデス)と激しい年間チャンピオン争いを演じ、最終戦アブダビでは残り1周でハミルトンを逆転し優勝。初のドライバーズタイトルを獲得した。
以降2024年まで4年連続で世界王者に輝き、現代F1を代表する存在となっている。
特に2023年にはシーズン19勝という記録的な成績を残し、圧倒的な強さを示した。
しかし、2024年後半からはレッドブルの戦闘力低下がみられ、フェルスタッペンは厳しい戦いを強いられてきた。2025年にはチームメートの角田裕毅に大きな差をつけ、終盤の追い上げでタイトル争いに食い込んだものの、ランド・ノリス(マクラーレン)に2ポイント及ばず2位でドライバーズタイトル5連覇を逃した。
歴代3位の通算71勝
フェルスタッペンはここまで、28歳にしてハミルトン(105勝)、ミハエル・シューマッハ(91勝)に次ぐ歴代3位の通算71勝をマーク。「勝つことへの執着」と「強気なレーススタイル」で知られる。
4度の世界王者として背負う期待も大きい。史上屈指の若さで成功を収めてきたフェルスタッペンにとって、勝てない今シーズン序盤は新たな試練となっている。
鈴鹿は4連覇中
シーズンはまだ始まったばかりであり、フェルスタッペンのキャリアを振り返れば、逆境から結果を残してきた例は少なくない。
迎えた日本グランプリ。フェルスタッペンは2022年から2025年まで、鈴鹿で4連覇を果たしている。相性のいいサーキットできっかけをつかみ、2026年が再び王者としての存在感を示す一年となるかどうか、その行方を見守りたい。
