スプリントフォーマットのF1™第5戦カナダグランプリ決勝は、上位5台がスプリントと同順位でスタート。
フロントロウのメルセデス2台がワンツーを独占するのか、マクラーレン・フェラーリ・レッドブルら3番手以下が巻き返すのか、あるいはウェットコンディションが波乱を巻き起こすのか、ヨーロッパラウンド前の注目の一戦が始まる。
アントネッリが4戦連続優勝
予想された雨は小雨程度で、インターミディエイド・ソフト・ミディアムと各チームのスタート時のタイヤ選択は分かれた。
スタートではマクラーレンのランド・ノリスがメルセデス2台をかわしトップに立つも、雨が降らずインターミディエイド交換のためピットイン。
ここから、メルセデスのキミ・アントネッリとジョージ・ラッセルによる激しいトップ争いが始まる。
バトルが続くかと思われた30週目、ラッセルがトラブルでリタイア。マシン撤去によるバーチャルセーフティーカーのタイミングでアントネッリはタイヤ交換を済ませ、残りの周回を悠々と終えた。
今季4勝目を飾ったアントネッリは「楽しいバトルだった」と語る。これで2番手ラッセルとのポイント差は大きく広がった。
トラブル続出で明暗が分かれる展開に
カナダは波乱のレース展開となった。
レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドがスタートできず、2週のエクストラフォーメーションラップが行われる。さらに、インターミディエイドを選択したマクラーレン2台は雨が降らず2週目にピットインし順位を落とす。
30週目にラッセル、40週目にノリスがリタイアし、計6台が消えるサバイバルレースとなった。
そんな中、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは終盤かわされたものの3位で久々の表彰台を獲得、アイザック・ハジャーも5位でダブル入賞。

フェルスタッペンと最後まで争ったハミルトンは、フェラーリ移籍後最上位の2位でフィニッシュした。中団争いのアルピーヌもフランコ・コラピント6位、ピエール・ガスリー8位で大きなポイントを獲得。
2〜4番手チームと中団勢の差が詰まり、ヨーロッパラウンドの戦いがさらに面白くなることを期待したい。
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