21日未明、福井県坂井市の防波堤に釣りにきていたベトナム人技能実習生5人が波にさらわれ海に転落しました。2人が救助されましたが、そのうち1人は死亡が確認されました。いまだ3人が行方不明で捜索活動が続いています。
事故があったのは、福井県坂井市の三国港から延びる防波堤です。
海上保安本部などによりますと、21日午前2時半頃、ベトナム人技能実習生(20~30代)の男性8人が釣りを終え帰ろうとしたところ、5人が波にさらわれ海に転落しました。
転落しなかった実習生からの通報で海上保安本部や福井県警などが救助に当たり、海に浮いていた1人はヘリコプターでつり上げられ、無事でした。
その後、もう1人も近くの海岸で意識不明の重体で見つかりましたが、その後死亡が確認されました。
現在も3人が行方不明となっていて巡視船やヘリを使った捜索が続いています。
事故があった防波堤は明治期に造られた「エッセル堤」と言われ国の重要文化財に指定されています。
福井地方気象台によりますと、事故があった午前2時半頃の現場付近の波の高さは注意報基準の3メートル近くになっていたということです。