今年は今年で突き進んでいく
銅メダルを獲得した2025年の世界選手権。
「観客と一体になって、昨シーズンの中で一番自分も盛り上がった試合、演技だった。すごく刺激的だった」と振り返るように、アメリカ出身の歌手、ドナ・サマーさんの『ラストダンス』をボストンで踊った千葉は大歓声に包まれた。
「激動の1年だったので、(世界選手権の)メダリストとして迎える世界選手権という意識やプレッシャーはほぼない。今年は今年の世界選手権として突き進んでいく」
夢舞台で輝いた今シーズンの“ラストダンス”へ。
「やり切る、出し切る。『集大成の“ロミジュリ”とラストダンスを見せる』というところを見据えて、プログラムを振り付けたときに自分がどう音楽を聴いて体を動かしたくなったかや、それぞれの振付師の方と一緒に、曲のグルーヴ感や美しさを最大限に表現するために何を感じて、何を表現しようとしていたかを、一度初心に戻って思い出して、さらにプログラムの密度を上げていくことを毎回自分の中で意識している。世界選手権で、自分が今までで一番いい両プログラムを披露できたらと思います」と千葉は意気込む。
「五輪に出たら競技者としてゴールに近づいていると思っていた」と千葉は話すが、幼い頃からずっと憧れていたという五輪の舞台に実際に立って感じたのは、「自分はもっともっと上を目指せる」という思いだった。
千葉の“競技者としてのゴール”に上限はない。
「自分のリミッターを外して、しっかり上だけを目指して頑張っていくしかない。1年1年、1日1日を大切に努力していかないといけない」と、すでに4年後も見据えてさらなる高みを追求し続けている。
そんな“野望を持ち続けるアスリート”、千葉百音が世界選手権に挑む。
世界選手権にはミラノ・コルティナ五輪銀メダリストの鍵山優真、銅メダリストの佐藤駿、三浦佳生。ペアは‘‘ゆなすみ‘‘こと長岡柚奈・森口澄士組、アイスダンスはミラノ・コルティナ五輪団体銀メダリスト“うたまさ”こと吉田唄菜・森田真沙也組が出場する。
世界フィギュアスケート選手権
3月27日(金)男女ショート・ペアフリー/21:00~22:52放送
3月29日(日)男女フリー/19:00~21:47放送
3月31日(火)ペア・アイスダンス・エキシビション/25:45~27:45放送
【FODプレミアムでは全カテゴリー・全演技LIVE配信】
『現役選手が語る!世界フィギュア2026決着の男子フリー超深堀スペシャル』
3月28日(土)14:30~14:55放送
