3月25日からチェコ・プラハで開幕する世界フィギュアスケート選手権。

この大会は、「世界一」の称号と来年の世界選手権の出場枠がかかった今シーズンを締めくくる重要な一戦だ。

女子はミラノ・コルティナ五輪団体・個人銀メダリスト坂本花織、銅メダリスト中井亜美、4位の千葉百音が出場する。金メダリストのアリサ・リウは欠場を発表しているものの、トリプルアクセルジャンパー、アンバー・グレンをはじめ五輪で活躍した海外勢も数多く出場する。

強い気持ちで勝ち取った五輪の切符

五輪シーズンとなった今季を千葉は、2025年の世界選手権の銅メダリストとして迎えた。

グランプリシリーズを女子選手唯一2連勝でグランプリファイナルへ進出し、シーズン序盤は好調をアピール。しかし、グランプリファイナルではショートで首位に立つも、フリーでミスが重なり6人中5位に沈んでしまった。

五輪最終選考会となった2025年の全日本で千葉は3位表彰台に
五輪最終選考会となった2025年の全日本で千葉は3位表彰台に
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悔しさを乗り越え、「ここから這い上がるしかない」と強い気持ちで迎えた五輪最終選考会の全日本選手権。

2024年は独特な雰囲気に翻弄され、思うような演技ができなかった千葉だが、2025年の全日本では自分に打ち勝つ気迫の演技を見せ、3位表彰台に上がった。

五輪終えて振り返った千葉の思い

熾烈な代表争いを経てつかみ取った初めての五輪の舞台。

濱田美栄コーチと“おでこを合わせる”いつものルーティーンをしてリンクインした千葉は、ショートとフリーともにすべてのジャンプを着氷。

磨いてきたスピンでは、ショートのレイバックスピンで出来栄え点満点を獲得するなど、会心の演技を披露した。

ミラノ・コルティナ五輪の千葉百音のフリー
ミラノ・コルティナ五輪の千葉百音のフリー

ミラノ・コルティナ五輪を振り返った千葉はこう語る。