ハンタウイルスの集団感染が疑われるクルーズ船がカナリア諸島に近づく中、スペイン政府は、乗客らの下船と移送に向けた計画を明らかにしました。
クルーズ船は現在、カナリア諸島のテネリフェ島を目指して航行中で、10日早朝にも到着する見通しです。
スペイン政府によりますと、船は接岸せず、港近くに停泊する予定で、乗客らは5人程度が乗れる小型ボートに乗り換えて上陸します。
その後、バスで空港に向かい、一般の利用客とは接触しない形で、滑走路側から飛行機に乗り込むということです。
下船は、乗客らが無症状であることを確認したうえで、航空機の給油や技術的な準備が終わり、すぐに搭乗できる状態になってから始めるとしています。
また、船には乗客乗員あわせて147人に感染症専門家など4人を加えた、あわせて151人が乗っているということです。
スペイン政府は、万が一、症状を示す人が出た場合に備え、医療搬送用の航空機も準備しているとしていて、一般市民と接触しないよう、対象者が通る区域はすべて隔離するとしています。