熊本市にある開新高校などを運営する学校法人開新学園で、元経理担当の職員に業務上横領の疑いが持たれている問題で法人が設置した第三者委員会は19日、法人側に調査報告書を提出しました。
この問題は、開新学園で経理担当だった50代の女性職員が2008年7月から去年3月までに教職員の積み立て口座などから金を引き出し横領した疑いが持たれているものです。
法人が設置した第三者委員会は19日会見を開き、「この元職員がおよそ2億3860万円を不正に引き出したことを認定した」と明らかにしました。
元職員は第三者委員会の聞き取りに対し「亡くなった前の理事長の指示で行い引き出した現金は前の理事長やその関係者に渡した」と話しているということです。
一方、第三者委員会は「前の理事長の関与を裏付ける証拠が確認できなかった。元職員の私的流用または知人への提供などと推認するのが最も合理的」と結論付けました。