熊本大学は2027年度から学生の年間授業料を約11%、金額にして5万9000円値上げする方針を明らかにした。
2027年度から年間授業料を値上げへ
熊本大学をめぐっては急激な物価高騰によって収益が悪化し、早ければ2026年度にも4億円の赤字となる見込みだ。

こうした状況を踏まえ、大学は3月11日の定例会見で、2027年度から全学年を対象に学生の年間授業料を約11%値上げする方針を発表し、現在の53万5800円から5万9000円増え、59万4800円にするとした。

授業料の値上げで年間3億8000万円の増収が見込まれ、物価高で減少していた研究費の回復や、無線LAN設備の充実などに充てるという。
小川学長「21年間全く上げていない」
熊本大学の小川久雄学長は「(授業料は)21年間全く上げていない。そこをわかっていただきたい」と呼びかけ、学生との意見交換を経て、2026年夏のオープンキャンパスの前までに正式決定するとしている。

文部科学省によると、2005年に授業料が現在の水準になって以降、九州・沖縄の国立大での値上げは初めてという。
(テレビ熊本)
