沖縄・名護市の沖合で2隻の船が転覆し、乗っていた修学旅行中の女子高校生ら2人が死亡した事故。
死亡した女子高校生は、身に着けていたライフジャケットが船の一部に引っかかり、逃げ遅れた可能性があることが分かりました。
事故が起きた現場は名護市辺野古の沖合。
16日、京都府から修学旅行で来ていた同志社国際高校の生徒を乗せた2隻の船が相次いで転覆。
乗っていた21人全員が海に投げ出されました。
この事故で、船長の金井創さん(71)と高校2年生の武石知華さんが死亡。
14人が重軽傷を負いました。
19日、新たに分かったのが、武石さんが救助された際の状況です。
関係者によりますと、転覆した船の下から武石さんを救助する際、身に着けていたライフジャケットが船のいけすに引っかかった状態だったということです。
そのため、他の生徒は事故発生から40分ほどで救出されましたが、武石さんの救出には約70分かかったとしています。
船を運航していた団体は、事故当日の会見で転覆時の状況を次のように説明しています。
ヘリ基地反対協議会・浦島悦子共同代表:
最初の船が転覆して、それを助けようとして次の船も高波に襲われて転覆したと聞いております。
最初に船長の金井さんが乗っていた「不屈」が転覆。
そのため、武石さんが乗っていた「平和丸」が救助に向かったものの転覆したとしています。
これまでの調べで、2隻はいずれも斜め前から受けた高波でバランスを崩した可能性があることが分かっています。
海上保安庁は、業務上過失致死傷などの疑いで詳しく調べる方針です。