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「体に負担なくケアできないか……」

そんな悩み を抱える人々に、ITの力で新しい選択肢を届けたい。NPO法人ミンイーが提供する『My Relief(マイリリーフ)』は、スマホ画面に指を置くだけという、これまでにないセルフケアプログラムです。


一見信じがたいこのサービスが、なぜ多くの主婦や女性たちに「お守りのような存在」として受け止められてきたのか。


『マイリリーフは怪しい』という第一印象が、どのように変わっていったのか。

その背景には、創業者の信念と、My Reliefのサービス提供初期から利用している前川様をはじめとするユーザーの声に向き合い続けた、開発チームの試行錯誤がありました。


長年の悩みをきっかけに出会った、東洋医学の考え方

『My Relief』の原点は、ウイルスバスター創設者であるスティーブ・チャン氏自身が、数十年にわたり鼻・目・喉の不快感に悩んできた経験にあります。

彼は長年、ありとあらゆる方法を試してきましたが、なかなか納得のいく変化を感じられない日々が続いていたそうです。そんな中で出会ったのが、東洋医学の思想に基づいたアプローチでした。

春になると、生活環境の変化や寒暖差等の要因により、花粉やハウスダスト、PM2.5などの外的刺激を感じやすく、日本では、「2人に1人が春先の鼻・目・喉の不快感に悩む」ともいわれています。

こうした身近な悩みに向き合うため、トレンドマイクロの創業者であるスティーブ・チャン氏は、自身が東洋医学の考え方に救われた経験と、エンジニアとして培ってきたITの知見を掛け合わせながら、新たなアプローチを模索しました。

そして、できるだけ多くの人が気軽に試せるように、「不必要なサブスクリプション」や「個人情報の入力」を求めない非営利プロジェクトとして、『My Relief』は立ち上がりました。

『スマホに指を置くだけなんて怪しい』。冷ややかな反応から始まった挑戦

しかし、開発チームを待ち受けていたのは「スマホに指を置くだけなんて、怪しすぎる」という、世の中の冷ややかな反応でした。その壁を突破するヒントをくれたのは、長年こうした不快感に悩んできた一人のユーザー、前川様の「嘘偽りない声」でした。


喘息、アトピー、そして鼻・目・喉の不快感。前川様が語った「出口のない葛藤」

私たちがインタビューで出会った前川様は、幼少期から喘息やアトピーに悩まされるなど、アレルギー体質であることもあり、長年環境からの外的ストレスによる不快感と向き合い続けてきた方でした。大人になって落ち着いていた時期もありましたが、体質の変化により、再び不快感に悩まされるようになります。

「鼻のズルズルが止まらなくて夜も眠れない日があるんです。」でも日中の生活のことを考えると体に負担のかかる対策はとれない。だから、どう向き合えばいいのか悩むことも多いですね」

これまでさまざまな日々の不快感と向き合い続けてきた前川様にとって、選んだ対策による体への負担感が、日常生活のペースに影響することもありました。「自分のコンディションは整えたい。けれど、日中の活動も犠牲にしたくない」。そんな一人の生活者としての切実な声に触れ、私たちのプロジェクトは単なる技術開発から、「彼女たちの日常に寄り添う取り組み」へと変わりました。

なぜ指を置くだけ?『マイリリーフ』の仕組みと、結果として辿り着いた4分間の新習慣

『My Relief』のプログラムにおいて、利用者が体験する時間は「約4分間」です。これは最初から設定されていた数字ではありませんでした。

東洋医学における経絡と気血のめぐりが健やかさの象徴とされる考え方と、IT技術を融合させた独自の仕組みは、まるでデジタル漢方を思わせる発想です。 さらに前川様をはじめ、鼻・目・喉の不快感に悩む多くの生活者の声を参考に、日常生活の中でも無理なく取り入れられる時間を検討し続けた結果、現在の形になったものです。

家事や仕事などで忙しい日々を送る人でも、「少しのスキマ時間なら試せる」。

そんな日常に溶け込む形を目指して、この「4分間」という体験時間が現在の形になっていきました。



「忙しい日常の中では、自分のためにまとまった時間を確保することは、なかなか難しいものです。体調が気になっても、自分のことはつい後回しになってしまう。」

「横になって休むことすら難しい時も少なくありません。」

こうした日常の声を聞く中で、私たちはこのプログラムを

「わざわざ時間を作って行うもの」ではなく、生活の隙間に自然と溶け込む習慣として昇華させたいと考えました。

例えば、家事の隙間、電子レンジでご飯を温めている間や、通勤中の1駅の間、  あるいは布団から出る前の数分間。

そんな日常のちょっとした時間でも取り入れられる「約4分間」という体験時間が無理なく生活にフィットしているように感じています。

「大阪の飴ちゃん」のように。広がる信頼の輪

前川様は現在、この『My Relief』を周囲の方々に積極的に勧めてくださっています。その広め方は、私たち開発チームにとって非常に嬉しい驚きでした。



「大阪の人が『飴ちゃんあげる』って、気軽に飴を配る感覚で、『これいいよ!』って周りに教えているんです(笑)。だって、本当に困っている人が周りにたくさんいるから」

このエピソードは、ミンイーが目指していた「非営利のカタチ」としてのサービスの在り方を象徴しています。無理やり広めるのではなく、本当に助かった人が、大切な人にそっと手渡す。その信頼の連鎖こそが、NPOとして私たちが最も大切にしたかったものです。

前川様が「解除も簡単で安心だから、友達に教えられる」と語ってくださったことは、私たちがLINEというプラットフォームを選び、広告を一切入れないと決断したことが間違っていなかったという証明でした。

『本当に大丈夫?』という不安を安心に変える、無料・非営利を貫く運営の在り方

インタビューの最後、前川様は私たちにこう仰ってくださいました。「このサービスが、ずっと無料のまま、そして変な勧誘がない今のスタイルのままで続いていってほしい。それが私の一番の願いです」と。

「無料だからこそ、周りにも勧めやすい。変な裏がないとわかっているから、安心して使い続けられる」。その期待こそが、私たちミンイーがNPO法人として歩み続けるための、最大のエネルギーになります。

「今では、困った時の頼みの綱。お守りのような存在です」 前川様からいただいたその言葉と期待を胸に、私たちはこれからも一人ひとりのユーザーの声に真摯に耳を傾け、デジタルの力で「我慢しなくていい日常」をデザインし続けます。


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