アメリカの半導体大手「エヌビディア」は、AI(人工知能)が自ら判断して答えを導く「推論」の処理を強化した新たな半導体を開発したと発表しました。
エヌビディアは16日、アメリカ・カリフォルニア州で開いた開発者会議で、AIが次の行動を判断する「推論」の処理能力を高めた新型半導体を開発し、2026年後半に出荷する見通しだと発表しました。
エヌビディアのフアンCEOは講演で「推論の転換点が到来した」と述べ、AIが実際の業務を担う段階に入りつつあるとの認識を示しました。
これまでAIの開発では、大量のデータを学ばせる「学習」が中心でしたが、今後は人に代わって作業する「AIエージェント」の普及で、学習した情報をもとに答えを導く「推論」の重要性が高まるとしています。
さらに、AI向け半導体の売上について「2027年までに1兆ドル(日本円で約159兆円)規模に達する可能性がある」との見通しも示しました。