2023年の記録的大雨で甚大な浸水被害を受けた秋田市の広面地区の町内会が独自の水害対策マニュアルを策定し、15日、発行を記念した講演会が開かれました。
講演会には、秋田市の広面碇町内会の住民など約40人が参加し、3月上旬に完成した水害対策マニュアルの活用方法について、専門家の話に耳を傾けました。
広面碇町内は、2023年7月の記録的大雨で近くを流れる太平川が氾濫し、甚大な浸水被害を受けました。
町内会はこれを教訓に、災害時の連絡体制や、浸水による被害を軽減するために日頃からできる対策などについて定めたマニュアルの作成を2025年5月から進めてきました。
講演した秋田市の日本赤十字東北看護大学介護福祉短期大学部の及川真一さんは、「マニュアルがあることによって、あの日を振り返る人がいて、私たちはこれからこんなことしないといけないんだよねと考えてくれるきっかけになる。一人一人の備えがきちんとできることによって、地域全体の防災力が上がる」と語りました。
マニュアルは町内148世帯に配布され、住民の防災意識向上に役立てられます。